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【SEO対策】Googleサーチコンソールとは?【ツール紹介】

こんにちは!サンコー印刷です。
現在弊社では、自社のホームページが「岡山 ホームページ制作」で検索順位1位に表示されるように、SEO対策に取り組み、その記録をブログとして残していく取り組みを行っています。
▶プロローグ
▶第1回【SEO対策】タイトルタグとメタディスクリプションの見直し
▶第2回【SEO対策】Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の見直し
▶第3回【SEO対策】alt属性を活用したSEO対策
▶第4回【SEO対策】PageSpeed Insightsとは?【ツール紹介】
第5回目となる今回は、
「Googleサーチコンソール」というツールの紹介をしていこうと思います。
1.Googleサーチコンソールとは?
Googleサーチコンソール(Google Search Console)は、Googleが提供する無料のツールで、サイトが検索エンジンでどのように表示されているかを分析できます。

例えば、
- どのようなキーワードでサイトが検索されているのか
- どのページがよく見られているのか
- サイトにエラーや改善点があるのか
といった情報が把握できるため、SEO対策を強化するのに必須のツールです。
2. Googleサーチコンソールでできること
Googleサーチコンソールを使用すると、次のようなことが可能です。
① 検索パフォーマンスの確認

サイトがどのようなキーワードで検索されているのか、クリック数や表示回数、検索順位などを確認できます。
- 検索クエリ(キーワード): どのような言葉で検索されているか
- クリック数:実際にサイトがクリックされた回数
- 表示回数:検索結果に表示された回数
- 平均掲載順位:検索結果での平均順位
データを確認することで、SEOの効果を検証し改善策を見つけることができるのはもちろん、流入検索キーワードを把握することで顧客や見込み顧客のニーズを分析し、自社サービスの需要を探ることが可能です。さらに、必要なコンテンツを明確にする手助けにもなります。
② サイトのエラーをチェック
Google サーチコンソールでは、SEO面からみたサイトの問題点を知ることができるのも特長のひとつです。
Googleがサイトを正しく認識していないと、検索結果に表示されにくくなりますが、そのような場合に「インデックス作成」「エクスペリエンス」 では以下のような問題を確認できます。
- インデックスされていないページ
- エラーページ(404エラーなど)
- モバイルユーザビリティの問題
「インデックス作成」では、例えばあるページが検索結果に表示されないといった状況の際に、ちゃんとインデックスされているかどうかなどの確認ができます。

※インデックス登録とは、GoogleのデータベースにWebサイトに公開しているコンテンツを保存してもらうこと。 インデックスされることで、Googleの検索結果画面に表示されるようになる。
また、「エクスペリエンス」では閲覧者にとってそのページが快適かどうかの診断結果を確認できます。

Googleが提唱する「Core Web Vitals(コア ウェブ バイタルズ)」(以下3つの指標)に基づくページの快適さの診断をデータで見ることができます。
- Largest Contentful Paint (LCP):主要コンテンツの表示時間
- Interaction To Next Paint (INP):操作への応答速度
- Cumulative Layout Shift (CLS):レイアウトの安定性
こちらは別ツールのPageSpeed Insightsでもより詳細を確認することができます。
関連記事:【SEO対策】PageSpeed Insightsとは?【ツール紹介】
③ サイトマップの送信

「サイトマップ」ではGoogleに「このページをクロールしてください」と伝えるために、サイトマップを送信できます。
- サイトマップを送ることで、Googleがサイトを正しくクロールできる
- 新しいページを素早く認識してもらえる
サイトマップを送信することで、サイトの情報をGoogleに効率よく伝えられます。
④ どんなサイトからリンクされているかが分かる

「リンク」 ではどのようなサイトからリンクされているかを確認できます。
他のサイトからのリンクを確認することで、「自社のサービスがどのように取り上げられているのか」「他者からどのように認識されているのか」を把握でき、サイトやサービスの改善に役立てることができます。
3. まず最初にチェックすべきポイント
「便利なのはわかるけど、機能が多すぎて何から手をつけていいのか分からない!」
そういった場合は、まずはこの3つのデータを確認してみましょう。
📌 1. 検索パフォーマンス → どのキーワードで流入があるか
📌 2. インデックスなど→ エラーがないか確認
📌 3. エクスペリエンス(ウェブに関する主な指標) → スマホ対応の問題がないか
現状の問題点を把握し、データを分析して改善策を立てていくことが重要です。
4.Googleアナリティクスとの違い
Googleには他にも「Googleアナリティクス」というSEO対策ツールがあります。
この2つのツールの違いは、
Googleサーチコンソールは検索結果(サイトに来る前)、GoogleアナリティクスはWebサイト(サイトに来てから)の動向が確認できる点です。

流入前、流入後の動向はどちらもサイトを運用していくうえで重要なデータです。両者のツールを有効活用することで、作りっぱなしになるのではなく常にサイトをブラッシュアップしていくことができます。
5. まとめ:Googleサーチコンソールを活用してサイトを成長させる!
Googleサーチコンソールを活用すると、
✅ 検索パフォーマンスをチェックできる
✅ サイトのエラーを発見し、修正できる
✅ Googleにサイトを正しく認識してもらえる
Googleサーチコンソールは、検索ユーザーが実際に入力してサイトへ訪れたキーワードを確認できる唯一のツールであり、検索を通じて「顧客の本音」を知ることができます。
マーケティングにおいて、顧客のリアルな声を直接把握できる機会は貴重なため、積極的に活用し顧客のニーズを理解して、自社サイトやサービスの改善につなげていきましょう!
今後も引き続き、実践した内容や得られた学びを記録していきますので、ぜひ参考にしてみてください!