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変わりたいのに変われない?「現状維持バイアス」とは【行動経済学×デザインVol.7】
こんにちは!
猫ちゃん大好きNYAPIです(=^・ω・^=)
今回は「現状維持バイアス」の紹介です!

サンちゃん、新年の目標を立てたものの、忙しさに負けていつもの生活に戻ってしまったんですね……。
さて、みなさんは「そろそろ変えたほうがいい」と分かっていても、つい今まで通りにしてしまった経験はありませんか?
新しい習慣を始めようと思っても、
「忙しいから今日はいいかな」
「今のままでも特に困っていないし」
「変えるのは少し面倒だな」
と感じて、結局そのままになってしまうことがあります。
このように、変えたほうが良いと分かっていても、慣れ親しんだ今の状態を選び続けてしまう心理を「現状維持バイアス」といいます。
人は、新しいことを始めるときに、手間や不安を感じやすいものです。
「失敗するかもしれない」
「覚えることが多そう」
「今のやり方でも大きな問題はない」
そう感じると、変化するメリットがあっても、つい“今のまま”を選んでしまいます。
この現状維持バイアスは、チラシやホームページ、広告のデザインにも関係しています。
例えば、サービスの申し込みや資料請求、問い合わせを促したいときに、いきなり「今すぐ変えましょう!」と強く伝えると、見る人は少し身構えてしまうことがあります。
そこで大切なのは、変化のハードルを下げることです。
「今の使い方に少し足すだけ」
「まずはここだけ見直してみませんか?」
「いつもの流れの中で、無理なく始められます」
このように、今の状態を否定せずに一歩だけ促す表現にすることで、行動への抵抗感を減らすことができます。
デザインでも同じです。
ボタンや導線を分かりやすくしたり、選択肢を絞ったりすることで、「何をすればいいのか」が分かりやすくなり、行動しやすくなります。
逆に、情報が多すぎたり、選択肢が複雑すぎたりすると、見る人は迷ってしまい、「とりあえず今のままでいいか」と感じやすくなります。
現状維持バイアスを意識するときは、無理に変化を迫るのではなく、相手のペースを尊重することが大切です。
「変えないとダメ」と言うのではなく、
「少し変えると、もっと良くなるかもしれません」
と伝えることで、前向きな一歩につながりやすくなります。
また、自分自身が現状維持バイアスに気づくことも大切です。
今のままのメリット・デメリットを書き出したり、数字やデータで比べたり、小さなことから試してみたりすることで、変化への不安を少しずつ減らすことができます。
「今のまま」は安心に見えますが、ときには機会を逃したり、将来的なリスクにつながったりすることもあります。
デザインや広告を考える際は、「大きく変える」ことを求めるのではなく、「今の延長でできる小さな一歩」を分かりやすく提示することが大切です。
見る人が安心して行動できるように、変化のハードルを下げること。
それが、伝わるデザインや使いやすい導線づくりにつながります。
<過去の心理効果>
Vol.1:アンカリング効果
Vol.2:損失回避
Vol.3:フレーミング効果
Vol.4:選択のパラドックス
Vol.5:社会的証明
Vol.6:スノッブ効果
サンコー印刷では情報発信の様々なノウハウを活かし「伝わる」ホームページ制作も承っています。

