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【行動経済学×デザインVol.2】損失回避とは

クリエイティブ講座

こんにちは!
猫ちゃん大好きNYAPIです(=^・ω・^=)

第1回は「アンカリング効果」を取り上げました。
第2回は損失回避についてご紹介します。

さて、みなさんはネット通販はお好きですか?
私は洋服が大好きなので、ZOZOTOWNでよく買い物をします。

そのときによく目にするのが、
「●%OFF」
「24時間限定特別価格」
「あなただけのタイムセール」
「残り●点」
といった、期間限定の割引表示や在庫数の表示です。

好みの洋服を見つけたときや、買うかどうか迷っているときにこうした通知を見ると、「今買わなかったら損かもしれない」と感じて、つい購入してしまうことがあります。

でも、あとから
「これは本当に必要だったのかな?」
「ちゃんと着るかな?」
と冷静になって考えることもしばしば……。

では、こうした行動の背景には、どんな心理が働いているのでしょうか。

今回は、そんな「損をしたくない」という心理、損失回避についてご紹介します。

【損失回避とは?】
損失回避とは、
人は「得をする喜び」よりも「損をする痛み」を強く感じやすい
という心理のことです。

そのため、
「割引で得をする」と伝えるよりも、
「この機会を逃すと損をする」と伝えたほうが、行動につながりやすいとされています。

【デザインへの応用】
● 期間限定の訴求
「今だけ〇〇円OFF!」「あと○名で終了!」など、機会を逃すと損をする印象を強調する

● 在庫や数量の表示
「残りわずか」と表示することで、“失うかもしれない”という心理を刺激する

● 見積書・料金案内
通常価格と割引後価格を並べて見せることで、「この割引を逃すと損」という印象を与える

● コピー表現
「今だけチャンス!」「期間限定」など、損失回避の心理をやわらかく取り入れて行動を促す

【よくあるミス】
● 訴求が強すぎる
焦らせすぎる表現はプレッシャーになり、かえって離脱につながることがある

● 残数や期限を誇張する
不自然な表示は、ユーザーの信頼を損ねてしまう

● 多用しすぎる
損失回避の訴求を何度も繰り返すと、効果が薄れ、印象も弱くなってしまう

【得と損の違い】
「得をすること」と「損をしたくないこと」は、似ているようで、人の心の動かし方が少し違います。

● 得をする(利益)
「あったらうれしい」

● 損をしたくない(損失回避)
「逃したら嫌だ」「失いたくない」

このように、
「うれしい」という感情よりも、
「嫌だ」「失いたくない」という感情のほうが強く働きやすいため、行動にもつながりやすくなります。

たとえば、
「今買うと500円お得です」
と言われるより、
「今買わないと500円分の機会を逃します」
と言われたほうが、同じ500円でもより強く気持ちが動くことがあります。

【まとめ】
損失回避は、「逃すと損をする」と感じる心理を活かして行動を促す考え方です。
上手に取り入れることで、デザインや文章の中で自然にアクションを後押しできます。

一方で、この心理を知っておくと、買い物の場面で
「今、自分は損失回避の心理が働いているかもしれない」
と、少し冷静に判断できるようになるかもしれませんね。

チラシ・ホームページ・バナーなどでも、伝え方を少し工夫するだけで反応が変わることがあります。

サンコー印刷では情報発信の様々なノウハウを活かし「伝わる」ホームページ制作も承っています。

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