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能動的に生きる

社員の日々

皆さんこんにちは。
制作部のはるさんです。

早いもので、2025年になって3ヶ月が経とうとしています。
この3ヶ月、皆さんはどのように過ごされたでしょうか?

最近私はYouTubeで、人間を『人間たらしめている』ものについて説明している動画を観ました。人間とチンパンジーは遺伝子的に98.8%が同じだけれど、脳の大きさは人間の方が3〜4倍大きいそうです。そして、両者の決定的な違いとして、人間には「社会的学習ができる」能力があると解説されていました。

社会的学習とは “社会的な相互作用を介して個人の行動が変化する過程を指す ” ということだそうです。

人間は自らが所属している組織・コミュニティーの中で、自分はどう在るべきなのかを学び、その学びを自らの言動に反映させることができる・・・と、私は認識しました。

今の日本は物質的な豊かさが十分に整い、社会的に成熟した状態にあります。そのおかげで私たちはあらゆることを便利に、安全に、そして快適に享受することが可能になりました。社会的学習をする能力を持つがゆえに、成熟した社会の中で人間は誰かの価値観を間借りして、環境に適応するように生きることができてしまいます。

しかし、それと引き換えに「自ら考え、行動する」という人間本来の能力が薄れてきているようにも感じます。いくらでも「ぼ〜っと」生きられてしまう世の中なのです。

ただ、社会が悪いだとかそういう事を言いたいわけではなくて、人間は本来、新たな環境に適応し、進化し続けることができる存在だということもまた『人間たらしめている』ことの一つだと思います。

これからの成熟した社会で求められるのは、まさに「能動的に生きる」ことではないでしょうか?

自らの頭で考え、自分なりのゴールを設定し、それに向かって行動を起こしていく生き方です。便利さに甘んじず、常に自分をアップデートし続けることこそ、私たちが本来持っている人間らしさを呼び覚まし、充実した人生を送る鍵になるのだと私は信じています。

2025年もまだまだ始まったばかり。
皆さんもぜひ「能動的に生きる」ことを意識して、自分らしい素敵な一年を創り上げてみませんか?