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懐かしの高校の卒業制作

社員の日々

ご無沙汰しております。業務支援の“うさゆき”こと中西です。

先日、倉庫の片隅に眠っていた木製パネルを見つけたので、引っ張り出してみたら高校時代の卒業制作展の作品でした。B2パネル(515×728mm)にケント紙を水張りして、ポスターカラーを使用して描きました。40年前の代物です。

トータルデザインイメージ

私はバス通学だったので、このパネル7枚を代わるがわるバスに持ち込んでは、通学してました。卒業制作展の最終締切に間に合うか怪しかったので、家でラジオを聞きながら徹夜して描いてた覚えがあります。

制作コンセプトは、雑誌広告用に企画したような気がします。

みなさんご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、当時キリンビールには「キリンライトビール」なるものが存在していました。そして、なんとなくですがそのデザインが好きで、これを元に雑誌広告なんかやってみてもいいかなと、先生と相談しながら進めたような気がします。(まったくあやふやで申し訳ないです・・・)

そして画材はポスターカラーだったので、なかなか思うような色が出せずとても苦労した覚えがあります。そして一番手間がかからなかった、黒一色のタイポグラフィだけ先生方に評価されて、がっくり来たことも今は懐かしい思い出です。

高校のデザイン科では、イラストからテキスタイル、写真にシルクスクリーン、銅版画に焼き物など、デザインに関する、あらゆる分野の実習を受けました。中でも写真はほぼすべての作業に携わって、結果、夏休みのアルバイトのお金をはたいて、一眼レフカメラ(キャノンAE-1)を購入し、市内を散策しながら撮影行脚した覚えがあります。

デザイン系大学まで進みましたが、途中でやめて成長がストップしたような気がしている今日このごろです。