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別れ

社員の日々


2024年6月19日、わが社の印刷機が1台去りました。

ハイデルベルグ社製4切2色印刷機
「プリントマスターQM46」
です。

ハイデルベルグ社はドイツの会社。15世紀に活版印刷を発明したヨハネス・グーテンベルクの国です。
サンコー印刷の創業当時、ハイデルベルグ社製の印刷機を保有することがあこがれであったと弊社相談役が言っていました。

2004年2月にこの印刷機はサンコー印刷に入社し、約20年間サンコー印刷の業務を担ってくれました
個性があり、ときには使い手を困惑させる印刷機でしたが封筒や伝票、名刺、年賀状様々な種類の印刷に対応でき、会社の利益に貢献してくれました。

デジタル印刷機が普及していき、このハイデルベルグが出番となる機会が徐々に減っていきました。
このほど故障が発覚し、多大な修理費用がかかることから、ついに手放すことを会社として決意しました。

業者の方に引き取っていただきました。

私含め数人でお見送りをしました。

いつもパウダーまみれになりながら、よく頑張ってくれたね(;_;)
ありがとう「プリントマスターQM46」!

今はポスターとなって、多目的ルームで我々を見守ってくれています。