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意外と知らない!?製本の方法〈製本シリーズ第1弾〉

お知らせ

こんにちは!営業部インサイドセールスチームです!

「冊子をつくりたい!」

そう思う事があっても、案外

製本の方法について知らない方が多いのではないでしょうか?

そんな方に向けて、

今回は製本方法の種類についてご紹介(^^)!

作成する際にはぜひ参考にしてみてください✨

〇無線綴じ

「無線綴じ」は、印刷された本文を表紙で包み、背表紙部分に接着糊を付けて綴じる冊子の製本方法です。線(針金やホチキス等)を使わずに本文を綴じることから「無線綴じ」と呼ばれています。くるんで製本することから別名「くるみ製本」と呼ばれることもあります。

〇アジロ綴じ

アジロ綴じは無線綴じの中の一つです。 接着糊を付ける部分に細かく切り込みを入れ、接着剤をしっかりと浸透させるため、通常の無線綴じよりも強度が上がる製本方法です。

〇PUR製本(PUR綴じ)

PUR製本も無線綴じの中の一つです。ポリウレタンリアクティブ(PUR)接着糊(ホットメルト )という特殊な接着糊を使用する製本方法です。強力で耐久性・柔軟性が高い製本方法で、開きやすく長持ちしやすいです

〇中綴じ

中綴じ製本は、ページを中央で2折りにし、開いた状態の紙を重ね中央の2カ所を針金で綴じる製本方法です。

〇平綴じ

平綴じ製本とは、紙を上からホチキスで綴じる製本方法です。端から5mm度を綴じ代とし、 左上・右上等に留めることもあります。社内資料等で使用されること多いです。

〇上製本(ハードカバー)

いわゆる「ハードカバー」で作られた本のことを指します。本文を糸や接着糊で綴じ、本文とは別に仕立てた硬くて厚い表紙(ボール紙や布)でくるむ製本方法です。衝撃に強く、長期保存に向いています。上製本には綴じ方や背の部分の加工等さまざまな種類があるため、表紙の素材や綴じ方にこだわる事で高級感を出す事もできます。

〇リング製本

綴じ側にパンチで通す穴を開けて、金属のワイヤー等で背部分を綴じる製本方法です。

〇クロス巻き製本(マーブル巻き製本)

クロス巻き製本は、色々な綴じ方をした冊子の背表紙を、クロス(テープ)で包んだ製本方法のことです。

今回は比較的よく使用される製本方法に関してご紹介しましたが、

細かく分けていくとまだまだ種類は沢山…❢

冊子には記念誌・報告書・自分史・パンフレット等々ございますが、

内容やページ数、使用方法によって製本方法が変わります。

それぞれの製本法のメリットやデメリットに関しては次の機会に!

第2弾もぜひお楽しみに(^o^)