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アラ還の青春マンガの世界

「畑の楽園」から、すいぶんと月日が流れてしまいました。
制作部最古参の<うさゆき>です。
今日は、「昭和」にテーマを移して書いてみたいと思います。
みなさんは青春時代に読んだ漫画は何が好きでしたか?
私の青春時代はまさに「昭和」でした。(遠い目)
小学校時代には「冒険王」という月刊誌、中学時代は「週刊少年マガジン」「週刊少年サンデー」が主流でしたが、毎週購入するのは無理だったので、カラーグラビアの特集に興味のある記事が載っていたら買っていました。
あとは、コミックス(単行本)を何十回と繰り返して見返していましたねぇ。
どちらかというと、ギャグ系よりシリアス系に傾倒していて、高校生の時だったか、ヤングジャンプに連載されていた、星野之宣先生の(いろいろ学んだので、あえて先生と呼びます)「妖女伝説」シリーズに衝撃を受けました。
中学まで好きだった雁屋 哲:作 池上遼一:画の「男組」や梶原一騎:作 ながやす巧:画の「愛と誠」など、いわゆるストーリーものに夢中でしたが、これを境にSF系にも手を伸ばし始め、坂口 尚先生、福山庸治先生、大友克洋先生などなどいろいろと読み漁りました。
青年になってからは、手塚治虫先生の「きりひと讃歌」「シュマリ」「ばるぼら」「アドルフに告ぐ」「陽だまりの樹」のような、重厚なストーリーものが主流になり、その後はあまり漫画を読むことはありませんでした。
「昭和」の漫画は非常にバラエティーに富んでいて、古本屋さんに行けば1日中飽きることなくコミックを探していましたねぇ。
少しだけ、私が好きだったコミックを記したいと思います。
一部「昭和」ではない作品もあるかもしれませんが、「あっ、どっかで聞いたことあるな」とか、「それウチにありますわ」など感想があればお寄せください。それでは少しの間おつきあいを。
- 「あしたのジョー」ちばてつや・高森朝雄 ←名作中の名作!
- 「漂流教室」楳図かずお ←意外と考えさせられる物語
- 「ムサシ」川崎のぼる ←「ムサシ」がウエスタンで暴れます(確か…)
- 「凄ノ王」永井 豪 ←名作「デビルマン」より読んでたかなぁ…
- 「妖女伝説(月夢)」星野之宣 ←衝撃的な出会いでした!!
- 「岳人列伝(裸足の壁)」村上もとか ←泣けます!
- 「ブラックジャック」手塚治虫 ←難解医療の世界を教えてくれました
- 「童夢」大友克洋 ←コマ割り、描写が常識を覆したエポックな作品
- 「プロゴルファー猿」藤子不二雄 ←山から木を切ってクラブ作ってた
- 「キャプテン」ちばあきお ←リアルな少年野球漫画で淡々と読めます
- 「おれは直角」小山ゆう ←ゲラゲラ笑って読んでました
- 「サルタン防衛隊」高寺彰彦・大友克洋・高千穂遙 ←スペクタクルの一言(超笑えます!!)
- 「石の花」坂口 尚 ←重厚なストーリーだけどやさしい
- 「潮騒伝説」ながやす巧・松山善三 ←シンデレラ物語だったような…
- 「墨攻」森 秀樹・酒見賢一 ←知られざる「墨子」集団の物語。ラストが秀逸。
- 「らんぷの下」一ノ関圭 ←美大出身だけあって半端ない描画力!!
近年(でもないか…)
- 「沈黙の艦隊」かわぐちかいじ ←リアルだけどその裏側にある信念が好き!
- 「柔道部物語」小林まこと ←高校生の成長物語で清々しい
- 「ののちゃん」いしいひさいち ←郷土が誇る天才漫画家!!(ののちゃんが超かわいい!)
- 「寄生獣」岩明 均 ←奇抜さが面白い!
- 「AKIRA」大友克洋 ←もう、世界の漫画になりましたねぇ。
- 「めぞん一刻」髙橋留美子 ←同じアパートの住民が最高!!
- 「つらつらわらじ」オノナツメ ←岡山池田藩をモチーフに(大人な漫画)※岡山県出身かも…。
などなど
まことに恐縮ですが、男物ばかりで申し訳ない…。
機会があれば、目を通してみてはいかがでしょう。
「昭和」シリーズ、第2弾は「音楽(ミュージック)」で行きましょうか!(笑)