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華麗なる「ベルサイユのばら展」

コト・レポート

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天満屋岡山店で開催中の 「ベルサイユのばら展」初日を観に行ってきました。 「ベルサイユのばら」は1972年から1973年に週刊マーガレットで連載された 池田理代子先生の代表作といえる少女漫画です。 1974年には宝塚歌劇舞台化、1979年にはアニメ化され、 「ベルばらブーム」が巻き起こりました。 男装の麗人オスカルの美しいイラストは多くの方がご存知かと思います。 アニメ化された頃、私はまだ幼児だったため、 リアルタイムではベルばらの記憶があまりありません。 それでもベルばら展を観に行こうと思ったのには理由が2つありました。 まずひとつはベルばらの原画を生で見てみたかったからです。 あれだけ美しい少女漫画をお描きになるのだから、 きっと原画はかなり見ごたえがあると思ったのです。 もうひとつは宝塚に関する展示を見てみたかったからです。 2011年に初めて宝塚大劇場に「ロミオとジュリエット」を観に行って以来、 すっかり宝塚の華やかな舞台に魅了されてしまったので…☆ …多くの期待を胸に、天満屋へと向かいました。 会場に入るとすぐにベルばらの漫画の原画がたくさん展示してあり、 予想以上の原画の数に大満足! 原画だからこそ目に見えてわかる ベタ塗り・トーン貼り・ホワイト入れといった制作過程に感動し、 順路に沿って全て読み進めると、大まかなストーリーが理解できました。 しかも生の原画で読めるのだから贅沢ですよね! やはり少女漫画の名作だけあって、 大胆なコマ割りと力強く美しい描写にどんどん引き込まれていきました。 その素晴らしい表現力に、ただただ感動するばかり…! 興奮冷めやらぬうちに、次はカラーの原画展示が待っていました。 40年前に描かれたものなのに、いまもなお鮮やかで細密な彩色に目が釘付け! 展示されていたカラー原画を表紙に使った週刊マーガレットも展示されていました。 当時の印刷技術や少女漫画の画風、 表紙に盛り込まれた見出しのひとつひとつに時代を感じ、大変興味深かったです。 次は期待度大の宝塚コーナー! 1974年の初演から2013年の最新作まで歴代ベルばらポスターが展示してありました。 ヘアメイクやポスターデザイン等、 時代と共に洗練され、進化してきたのだというのがよくわかりました。 1974年当時は 入場料300円S席800円=1100円で観劇できたようです! 今じゃS席8000円ですからね!驚きです! 実際に使われた豪華な舞台衣装の数々や小道具も展示されていて、 なおかつ舞台映像を椅子に座って観ることができるコーナーもあり、 ベルばらファンだけではなくヅカファンも満足の展示内容だと思いました。 そして、アニメコーナーではセル画等各種資料の展示、 現在朝日新聞beで連載中の4コマ漫画「ベルばらKids」の原画展示、 さらに海外で発売されている単行本の展示、 (海外では「Lady Oscar」というタイトルだそうです) 40人の漫画家やアーティストによるオスカルの肖像画の展示などなど…!!!!! 展示品のあまりの充実っぷりに 本当に観に来てよかったと思いました!!!!! きっとベルばらを知らない人でも存分に楽しめる内容だと思います。 熱く語ってしまいましたが(本当はまだまだ伝えたいこといっぱいですが) ここらへんでやめておきます(笑) あっ、グッズ販売も非常に充実していますよ! 是非、ひとりでも多くの方に足を運んでいただけたらと思います!!! その際にはオスカルとの記念撮影もお忘れなく♪ 40周年ベルサイユのばら展公式サイト http://www.asahi.com/event/berubara40/ 40周年ベルサイユのばら展公式facebookページ https://www.facebook.com/berubara40]]>