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【After Effects】で流体シェイプを作ってみた

こんにちは。
5月に入りGW真っ只中、みなさまよい連休をお過ごしでしょうか。
さて。
サンコー印刷では、印刷物のお仕事の他にも、動画の撮影・編集なども業務として行っております。
最近では会社案内動画や製品の紹介動画、webサイト用の動画などのお仕事もさせていただいております。
ということで今回は、普段どのような動画編集ソフトを使用して動画制作を行っているのか、ご紹介も兼ねてチュートリアルを作成してみました。
テーマは「流体シェイプ」。
動画制作ソフトのAfter Effectsで、「流体シェイプ」を作成する方法をご紹介します。
●そもそも流体シェイプとは?
「流体シェイプ」とは、なめらかな曲線を使った円や楕円、多角形などのことを指します。
液体が垂れているようなイメージですね。
WEBデザインやグラフィックデザインでも流体シェイプを取り入れたデザインは多いですが、動画制作でも同様、見出しや背景など多様な場面で活用できます。
ではさっそくAfter Effectsで「流体シェイプ」作っていきましょう!
①シェイプ(図形)を作成

図形ツールを使い、ベースとなる円や楕円、多角形のシェイプを作成します。
今回はグラデーションもかけてみました。
ちなみにグラデーションは[塗り]→[グラデーションエディター]で設定できます。


②エフェクトを適用

さきほど作成したシェイプを選択し、
[エフェクト]→[ディストーション]→[タービュレントディスプレイス]を選択。
ベースの形が歪み、液体っぽさが出てきます。

③エフェクトを調整

エフェクトの[タービュレントディスプレイス]の「量」や「サイズ」などを調節し、好きな形に整えます。
●量・・・・・ゆがみの強弱を調整
●サイズ・・・ゆがみの波の大きさを調整
●複雑度・・・ゆがみの滑らかさを調整
「複雑度」を変えると水彩風になったりもします。(画像右)
④アニメーションをつける
「展開」にキーフレーム(アニメーション)をつけると自然に揺れる流体シェイプの完成です!
また、秒数の指定なくずっと揺らし続けたい場合は[エクスプレッション]という機能が便利です。


これで、タービュレントディスプレイスを追加したオブジェクトを揺らし続けることができます。
「time*100」は数値を上げれば素早く揺れ、小さくすればゆっくり揺れます。
●流体シェイプアニメーションの使用例
○背景
○見出し
○トランジション などなど…
動画制作をしていて、何か物足りない…何かワンポイント入れたい…そんなときに活用できるのではないでしょうか。
また、[タービュレントディスプレイス]というエフェクトは水などの液体のアニメーションなど、色んな場面で活用できます。
After Effectsのデフォルトのエフェクトなので、ぜひ使ってみてください!
チュートリアルも兼ねた弊社の動画制作の様子をざっくりとご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
サンコー印刷では今回使用したAfter Effectsの他に、Premiere Proというソフトも併用し、動画編集を行っております。
最近では動画編集用の音声合成ソフトを導入したりと、日々技術の向上に邁進していますので、今後とも弊社の動画制作にもご注目していただけたらと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました!
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