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募集サイト改善事例 〜公開後の見直しで募集を強化するには〜
ホームページは、制作した時点で役割を果たし終えるわけではありません。
むしろ大切なのは、公開後にどんな情報が見られているのか、どこで離脱が起きているのか、資料請求や見学申込みにつながっているのかを見ながら、少しずつ改善を続けていくことです。
今回は、岡山県内のある学校法人様で現在進行中の取り組みをご紹介します。
「募集サイトを作ったものの、その後どう運用すればよいかわからない」
そんな方にとって、ヒントになる内容になればうれしいです。
1. 募集サイトは「公開後の改善」で差がつく
入学者募集に関わるホームページでは、最初の公開時にしっかり作り込むことも大切ですが、それだけでは十分とは言えません。
たとえば、学校側が伝えたい情報と、これから入学を検討する人や保護者が知りたい情報には、少しずつズレがあることがあります。
また、公開当初は良かった導線でも、時間がたつと情報が古くなったり、写真の印象が実情と合わなくなったりして、サイト全体の説得力が下がってしまうこともあります。
募集サイトは、公開後のアクセス状況や現場の声をもとに見直しを重ねることで、少しずつ「伝わるサイト」に育っていきます。
その積み重ねが、資料請求や見学申込み、最終的な入学検討の後押しにつながります。
2. 今回ご紹介するのは、岡山県内の学校法人様の継続改善事例
今回ご紹介するのは、岡山県内の学校法人様のホームページ運用支援事例です。
入学者募集の強化を目的に、サイト公開後も継続的な改善に取り組んでいます。
この取り組みでは、単にページを更新するだけではなく、アクセス解析の結果を見ながら仮説を立て、定期的な打ち合わせの中で課題を整理し、必要な施策を一つずつ実行しています。
募集広報では、そのときどきで重視すべき情報が変わります。
オープンキャンパスへの参加を促したい時期、学科紹介を強めたい時期、学校の雰囲気をより伝えたい時期など、優先順位は常に動きます。
そのため、制作会社が一度作って終わる形ではなく、学校側と並走しながら改善していく体制が重要になります。

3. 実際に取り組んでいる改善内容
この学校法人様では、現在進行形で次のような改善を進めています。
まず、サイト内の各ページがどれくらい見られているかを分析し、どのページに関心が集まっているのか、どこに改善の余地がありそうかを確認しています。
アクセス数だけを見るのではなく、「本当に見てほしいページに人が流れているか」という視点で見ていくことがポイントです。
次に、定期的なミーティングを通じて、現場で感じている課題とアクセス解析の結果を照らし合わせています。
数字だけでは見えない現場の感覚と、現場だけでは気づきにくいWeb上の動きを合わせて考えることで、次に何を優先すべきかが整理しやすくなります。
さらに、必要に応じてサイト内の導線を見直したり、ページ構成やコンテンツそのものを改訂したりしています。
たとえば、見学や資料請求につながる流れをわかりやすくしたり、初めてサイトを訪れた人でも学校の特長がつかみやすいように情報の並びを調整したりといった対応です。
また、写真の更新も重要な施策のひとつです。
学校案内では、掲載されている人物写真や施設写真の印象が、そのまま学校の印象につながります。
現在の雰囲気とズレが生まれていたりすると、情報の鮮度や信頼感に影響することがあります。
そのため、新たなイメージ撮影を行い、今の学校の空気感が伝わるように整えています。
4. 継続改善で大切なのは、関係者が同じ方向を見ること
サイトの改善は、制作会社だけで完結するものではありません。
学校側の想いや現場の状況、実際に対応できる運用体制を踏まえながら進めることが大切です。
今回の取り組みでも、学校側と連携しながら「次に何を打つべきか」を一緒に検討しています。
学校側で実行しやすいことと、制作会社側で担当するほうがスムーズなことを切り分け、無理のない形で施策を進めています。
また、打ち合わせには担当営業だけでなく、制作担当も同席し、アクセス解析の内容や改善の方向性を共有しています。
窓口だけで話が止まらず、実際に制作や改善に関わるメンバーが同じ情報を持って動けることは、改善のスピードと質の両方につながります。
このように、数字を見る人、現場を知っている人、制作する人が同じテーブルで話せる状態をつくることが、継続改善ではとても重要です。

5. 学校法人の募集サイトで見直したい3つのポイント
今回の事例から、学校法人の募集サイトで特に見直したいポイントを3つに整理できます。
1つ目は、見てほしいページにきちんとたどり着けているかです。
トップページやお知らせだけが見られていても、学科紹介、学校の特長、資料請求、見学申込みなどの重要ページにつながっていなければ、募集強化には結びつきにくくなります。
2つ目は、掲載情報や写真が今の実態に合っているかです。
サイトは最新の情報が載っていて当たり前、と思われやすい媒体です。
だからこそ、古い写真や更新の止まったページは、思った以上にマイナスの印象になりやすいものです。
3つ目は、改善を続けられる体制になっているかです。
アクセス解析を見ても、その後の判断や実行につながらなければ、改善は止まってしまいます。
「誰が確認するか」「誰が判断するか」「誰が更新するか」を整理しておくことで、運用は続けやすくなります。
6. まとめ
ホームページは、作った瞬間に完成するものではなく、公開後の見直しによって価値が高まっていく媒体です。
特に学校法人の募集サイトでは、情報の整理、導線設計、写真の鮮度、運用体制の4つが大きなポイントになります。
今回ご紹介したように、アクセス解析から仮説を立て、定期的に課題を確認し、必要に応じて導線やコンテンツ、写真まで見直していくことで、募集に向けたサイトの伝わり方は少しずつ変わっていきます。
